• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • YouTube
  • カイロプラクティック
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 膝関節・足関節
    • 坐骨神経痛
    • スポーツ障害
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • 肥満・感染症予防
    • アスリートパフォーマンス
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 予約・お問い合わせ
  • BLOG
You are here: Home / Chiropractic / 膝蓋大腿部痛と股関節筋群

膝蓋大腿部痛と股関節筋群

2022年8月23日 by office-k

今回のブログは、股関節筋群と膝蓋大腿部痛(PFP)の関連性を調査したメタアナリシス をまとめてみたい。
PFPの痛みは、膝蓋大腿関節の骨、軟骨、結合組織の損傷及び炎症に起因し、発症率は膝前部痛の全症例のうち25〜40%と高い。
有病率は男性よりも女性で高く(2:1)、スポーツ選手ではさらに高い(4:1)。

過去のPFPに関する文献によると、股関節の筋力低下とPFPの間には正の相関関係があり、股関節伸筋群と外転筋群の弱化および過度の股関節内転が主因であると報告されている。
また、大腿四頭筋と股関節筋群の強化がPFP患者の膝機能全体を改善する効果的な戦略であること支持する研究が多い。

股関節の筋肉(外転筋と外旋筋)は、歩行時の膝と骨盤の安定化に不可欠。
股関節外転筋と外旋筋は相乗的に作用し、股関節の内転と内旋の動きを制御する。
股関節外転筋と外旋筋の筋力が低下すると、膝蓋大腿関節に負荷をかけるような動作の際に、神経筋のコントロールがうまくいかなくなる可能性がある。

リンクのデータは、PFP治療における股関節外転筋および外旋筋強化の治療価値に関するエビデンスを系統的にレビューおよびメタアナリシスしたもの。

Medline、EMBASE、CINAHL、PEDro、PubMed Centralのデータベースを1994年から2019年にかけて検索。
患者集団の人口統計学、介入、介入期間、結果指標に関するデータを抽出。

結果
14件の研究すべてで、股関節の筋力強化が疼痛および膝関節機能を改善することが示された。
1件を除くすべてのRCTで、股関節の筋力強化は大腿四頭筋の筋力強化よりも優れていることが示された。
大腿四頭筋強化に対する股関節四頭筋強化の追加的効果にアクセスした5件のRCTのうち、4件でPFPと膝機能の改善において股関節筋強化が標準的な大腿四頭筋強化単独より優れていることを示唆。

結論
成人PFP患者において、股関節外転筋と外旋筋の強化は短期的にも長期的にも膝の痛みと機能の改善において、従来の大腿四頭筋運動単独よりも有益な治療効果があると考えられる。

Effect of hip abductors and lateral rotators’ muscle strengthening on pain and functional outcome in adult patients with patellofemoral pain: A systematic review and meta-analysis

・14研究全てで、股関節外転筋と外旋筋の単独強化エクササイズを週2~4回、3~8週間続けることで大腿四頭筋強化やエクササイズ以外の介入と比較して、効果的に痛みを緩和し膝機能を向上させることが示された。

・3~8週間のトレーニングで痛みと膝の機能が改善され、長期的な効果は介入後12ヶ月にもわたって観察された。
1件の研究ではPFPの痛みと機能的改善の両方において、大腿四頭筋強化策よりも股関節筋強化策の方が優れていることが報告された。

・PFPの治療には、股関節-大腿四頭筋戦略の「組み合わせ」がPFP患者の治療成果をさらに高めると主張する研究者も3名いた。彼らの研究では、PFPの治療において大腿四頭筋と股関節の筋力強化を併用することが、従来の大腿四頭筋または股関節の運動よりも有意に治療効果が高いことを強く示しされた。

・このシステマティックレビューとメタアナリシスは、PFP治療において股関節外転筋と外旋筋の単独強化は、大腿四頭筋強化単独と比較して治療効果があることを示した。
また、股関節-大腿四頭筋戦略は大腿四頭筋または股関節の単独強化よりも有益な治療結果をもたらすことも明らかになった。

Filed Under: Chiropractic, health Tagged With: 股関節, 膝蓋大腿部痛

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

レスベラトロール酪酸モノエステル摂取と高血圧および腎機能障害の改善:ラット研究

2023年1月31日 By office-k

植物由来成分が腎臓病とその合併症治療に有益であることを示す証拠が増えつつある。 中でも野菜や果物に含まれるポリフェノールの一種であるレスベラトロールは、腎臓病治療(CKD)において有効な特性を有している可能性がある。レス […]

マインドフルネスとアスリートパフォーマンス

2023年1月29日 By office-k

シカゴブルズの黄金期を牽引した名将・Phil Jackson監督はマインドフルネス瞑想をコーチングに取り入れ、マイケルジョーダンにも実践させていたという。 マインドフルネスがアスリートパフォーマンスの関連性のデータは過去 […]

安静時および疲労困憊時の選手のマグネシウム補給とテストステロンレベル

2023年1月28日 By office-k

本日は久しぶりにスポーツ栄養学に関するデータをまとめてみたい。テーマはマグネシウム摂取とテストステロンの関連性。特に筋肥大系男性アスリートにとって興味深いテーマだろう。 運動とホルモンの関係を調べた多くの研究から、脂肪組 […]

UVマニキュアドライヤー照射後のDNA損傷と体細胞変異

2023年1月27日 By office-k

ネイルサロンでのマニキュアドライヤーの使用には注意が必要かもしれない。最近、UVマニキュア用ドライヤーの長期間使用で皮膚がん発症リスクが高まることが報告されたためだ。 紫外線(UV)とは波長が10nmから400nmの電磁 […]

妊娠中の自然環境への暴露と出産転帰

2023年1月26日 By office-k

ロンドンやニューヨークといった大都市には大きな公園があり、ちょっとした森林浴や湖に泳ぐ白鳥や鴨などを観察することができる。東京は代々木公園や明治神宮などの緑化スペースがあり気軽にアクセスできるが、ロンドンのようにもう少し […]

©2018 Office-k All rights reserved