• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • BLOG
  • カイロプラクティック
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
    • スポーツ障害
  • Beauty
    • フェイスリリース
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / a day in the life / ゴルフプレイ時の栄養補給

ゴルフプレイ時の栄養補給

2023年7月22日 by office-k

今回のブログは、ゴルフプレイ時に特化したスポーツ栄養学についてデータをまとめてみたい。
ゴルフは競技としてプレーする場合、高い認知的負荷、重要なショットの決断、手と視線の協調、高度な運動能力と生体力学的技能、他の多くのスポーツを上回る長時間におよぶプレーを伴い、特に重要なショットの決断と最大限の力発揮を要するスイング、パッティング、長距離歩行などが組み合わさると、肉体的・精神的疲労すなわちゴルフ特有の疲労が生じ、ゴルフパフォーマンスに悪影響を及ぼす。

米国スポーツ医学会(ACSM)は持久系アスリートに対し、1時間以上の運動を行う際の疲労を遅らせるためには1時間あたり30~60gの割合で炭水化物を摂取することを推奨している。
しかし、この30~60gの炭水化物摂取がゴルファーに及ぼす影響については未だ検討されていない。

2009年の研究では、ラウンド前とラウンド中6番ホールと12番ホールの3回に炭水化物を摂取することで、2mと5mのパットで測定された運動能力と認知能力の両方が向上することがわかっている。
ゴルフ中の低血糖は集中力の低下、過敏性、判断力の低下、認知能力の低下および自己評価による疲労度の増加につながる可能性がある。
したがって、18ホールにわたって血糖を維持するには特定の栄養計画が必要である。

リンクの研究は、ゴルフラウンド中の継続的な炭水化物摂取が競技ゴルファーのグルコースレベル、ゴルフパフォーマンスおよび認知能力に及ぼす影響を検討したもの。
11人の競技ゴルファーが18ホールのゴルフを行い、試験食品を摂取するよう指示された群(CHO摂取群)と摂取しないよう指示された群(非摂取群)に無作為に振り分けた。
ここでは試験食としてグミを用い、炭水化物の量は1時間あたり30gとした。
血糖値は間質グルコースを用いて評価。
ゴルフの成績は、スコア、2.5mパッティングテスト、クラブヘッドスピード、ドライビングディスタンス、正確性の5つのテストで測定。
認知能力は、自己認識疲労レベル(PLF)、自己認識集中レベル(PLC)、自己認識リラックスレベル(PLR)の3つで測定。

結果
PLFは6ホール目からCHO摂取群ではNOT摂取群に比べて有意に減少した。PLCは18ホールすべてにおいてNOT摂取よりもCHO摂取の方が有意に高かった。
継続的な炭水化物摂取が競技ゴルファーの疲労軽減とパフォーマンス維持に有効である可能性が示唆された。

Effects of Continuous Carbohydrate Intake with Gummies during the Golf Round on Interstitial Glucose, Golf Performance, and Cognitive Performance of Competitive Golfers: A Randomized Repeated-Measures Crossover Design

・この研究では、ゴルフのラウンド中にグミによる炭水化物摂取を継続することはゴルフのパフォーマンスには効果が認められないものの、間質グルコース濃度の低下を防ぎ、疲労を軽減する可能性があることがわかった。さらに、ラウンド中の集中力を持続させる可能性も見出された。

・グミによる継続的な炭水化物摂取は、4~6ホール目、7~9ホール目、10~12ホール目、13~15ホール目、16ホール目の間質グルコース低下を防ぐことがわかった。さらに、ラウンドの後半では間質グルコース値の低下は観察されなかった。
ゴルフラウンド後半(9ホール)のCHO摂取による間質グルコース値の変化率は+3.4%で、ラウンドの後半で間質グルコースレベルを維持するのに十分な量の炭水化物が試験食に含まれていたために生じたものである。
本研究で使用した試験食には162.5gの炭水化物(糖質155.3g)が含まれていた。

・朝食時の炭水化物摂取も結果に影響を与えたと考えられる。体重1kgあたり1.02kgの炭水化物を含む朝食を摂取した。

・グミによる継続的な炭水化物摂取は、6、9、12、15、18ホール目のPLFの上昇を抑えた。この研究では疲労度の上昇と間質グルコース濃度の低下が同時に認められた。

・集中力低下は、間質グルコースレベルの低下と疲労の増加の後、しばらくしてから観察される。
したがって、ゴルフラウンドの前半における継続的な炭水化物摂取がラウンド中盤以降の疲労度を軽減し、2ラウンド目以降の集中度を維持すると考えられる。

・この研究では入手が容易なグミを選択したが、パン、おにぎり、ドライフルーツなど、炭水化物含有量が高く、摂取が容易な他の食品を用いても達成可能である。競技ゴルファーはゴルフプレー中の疲労を防ぐために、炭水化物を多く含む食品を持続的に摂取すべきと考えられる。

Filed Under: a day in the life

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

イソフラボン含有大豆タンパク質と閉経後女性の肌の潤い

2023年9月30日 By office-k

植物由来イソフラボンはエストロゲンに類似しており、植物性エストロゲンとして分類されている。イソフラボンは細胞増殖を促進し、抗酸化物質として働き、抗炎症作用や抗がん作用を発揮するなど、複数の経路を通じて女性の健康を調節する […]

ゴルファーのための栄養学的考察

2023年9月25日 By office-k

今回のブログは、ゴルファーの栄養学に関するレビューをまとめてみたい。 ゴルフプレイ中のエネルギー需要は、アマチュアからプロまで身体能力、持久力、テクニックなどの個々のレベルによって異なるため、各選手にとって最適な試合前、 […]

ニンニクの抗酸化活性と肺がん細胞に対する抗増殖活性

2023年9月24日 By office-k

「人はその人が本当に必要な食べ物ほど忌避する」という仮説があるが、ニンニクはその代表かもしれない。ニンニクの香ばしい匂いを多くの人が「臭い」と感じることからも、その仮説があながち間違っていないのでは?と思わされる。 ニン […]

萎縮性膣炎とビタミンD ラット研究

2023年9月22日 By office-k

萎縮性膣炎は閉経後の女性において一般的な疾患の一つである。 閉経後女性ではエストロゲン分泌が減少することで膣組織が萎縮して粘膜が薄くなり、弾力性が低下する。同時に、膣壁の萎縮は防御能力の低下、乳酸菌の減少、pHの上昇を招 […]

産後の恥骨結合拡張症の診断と管理

2023年9月21日 By office-k

これまで恥骨結合拡張症は、その発生率からまれな産後合併症とみなされてきたが、最近ではより一般的な産後合併症であることが報告されている。 妊娠中は分娩に備えて骨盤を整えるためにリラキシンと黄体ホルモンが分泌され、その結果、 […]

©2018 Office-k All rights reserved