• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 原因と結果

原因と結果

2020年2月7日 by office-k

ここ数年、都内は整体院や接骨院の乱立が著しい。
ここ学芸大学もご多分に漏れずは整体院や接骨院の乱立が著しい。
徒手療法の有効性が広く認知されて、徒手療法にしか成しえない利益を患者さんが享受するのは素晴らしいことで、開店ラッシュは歓迎したい。しかし同時に、雑な診断と治療を繰り返す治療院も中にはあるようだ。

例を挙げてみよう。

先日ゴルフ肘のご相談があった。

神奈川県在住の40代の男性
ゴルフ歴は10年ほど。

ここ最近になって肘の内側に痛みを感じ近所の接骨院へ。

尺側手根屈筋の圧痛からゴルフ肘と診断され、電気か何かを流す治療を数回受けるも一向に良くならず再発。
仕事上ゴルフに行かないわけにいかないのでなんとかならないか・・・ということで来院された。

・・・結論から言うと痛みの原因は肘関節の後内方インピンジメントだった。診断は内側上顆炎ではなくインピンジメント。

上の矢印の部分で関節同士が衝突


確かに尺側手根屈筋には広範囲にわたって硬縮が認められるものの、上腕骨内側上顆とその近接する軟部組織には圧痛がない。
諸々の筋肉にテストでは、どうも軟部組織が「原因」ではないようだという印象。

視診で肘関節の過剰外反と伸展制限は確認していたので、インピンジメントのテストをすると案の定患者さんが感じていた違和感~痛みは消失。
あとは治療するだけ。

インピンジメントによる肘の伸展制限が結果的に尺側手根屈筋に過剰な硬縮を生み出していたわけで、いわば尺側手根屈筋の硬縮、痛みは原因ではなく結果である。

尺側手根屈筋に痛みがあり、ゴルフ歴がある=ゴルフ肘という治療は原因を放置したまま、表面的な現象と鼬ごっこを演じていただけになる。

こういった原因と結果を取り違えた例は枚挙にいとまがなく、あまりに雑な治療を受けている患者さんの相談数に閉口してしまう。

尺側手根屈筋に痛みがあって、ゴルフ歴があるとなれば、ネット検索ですぐに「ゴルフ肘」と出てくるため、患者さんも疑わずに治療院に通ってしまう。
個人的には、それが狙いのビジネステンプレートでもあるのでは?と勘ぐっているのだが・・・

自分が受けた治療の妥当性をはかる目安はどれくらいだろう?
初診の時点でペインレベルが10→5~3くらいだろうか(5は大甘かな)。



Filed Under: health Tagged With: ゴルフ肘, スポーツ障害, 学芸大学整体院

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

スポーツ栄養学におけるセレンの役割

2025年6月2日 By office-k

今回のメモは、スポーツ栄養学においてはあまりスポットライトが当たらないセレンの存在に注目してみたい。 セレンは主にセレノプロテインを介して生体内で機能する、アミノ酸であるセレノシステイン(Sec)を含む特殊タンパク質ファ […]

大気汚染がサッカー選手の健康とパフォーマンスに及ぼす影響

2025年5月31日 By office-k

大気汚染は粒子状物質(PM)—PM10(直径10 µm以下の粗大粒子)、PM2.5(2.5µm以下の微細粒子で燃焼と関連)、超微細粒子(PM0.1、0.1 µm未満)にサイズ別に分類され、一酸化窒素(NO)、二酸化窒素( […]

中年〜高齢女性における水分摂取量と食事性酸負荷

2025年5月27日 By office-k

加齢は恒常性の破綻に関連する漸進的かつ不可逆的プロセスであり、体組成の変化(除脂肪体重の減少や脂肪量の増加)を誘発する。過去の疫学研究によると過体重/肥満成人の割合は加齢とともに増加し、腹部肥満は全身性炎症、インスリン抵 […]

再ウォームアップという考え方

2025年5月24日 By office-k

皆さんは競技やトレーニング前にどんなウォームアップを取り入れているだろうか?長年、ウォームアップはアスリートのパフォーマンスを増強するための重要な要素と考えられてきた。一方で、特定のレジスタンス訓練活動における再ウォーム […]

妊娠中の地中海食遵守と6歳時の子孫の健康状態

2025年5月20日 By office-k

近年、妊娠中女性の栄養が新生児の非感染性疾患の発症に与える影響への関心が高まっている。 地中海食(MedDiet)は周産期合併症を軽減し、新生児のアレルギー性疾患および感染性疾患を予防することが多くの研究で示されている。 […]

©2018 Office-k All rights reserved