• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 卵の摂取とアルツハイマー型認知症

卵の摂取とアルツハイマー型認知症

2024年12月16日 by office-k

今回のKメモは、アルツハイマー病(AD)に関する興味深いデータ。
ADは高齢者における認知機能低下の最も一般的な原因で、ADと診断される患者の有病率は年齢とともに指数関数的に増加する。

卵にはコリン、オメガ3脂肪酸、ルテインなど脳の健康に重要な栄養素が多く含まれている。
卵を頻繁に摂取することで、言語テストにおける認知能力が向上する可能性があることを示唆するエビデンスが最近発表されている。
また、卵は神経伝達物質であるアセチルコリンの前駆体で、細胞膜を構成するリン脂質の重要成分であるコリンを最も多く含む食品である。近年食事からのコリン摂取による神経保護作用が、アルツハイマー研究の分野で見直されており、食事性コリンの摂取は、コリン作動性機能の喪失を救うという仮説が立てられている。

リンクのデータは、卵の摂取とアルツハイマー型認知症のリスクとの関連性を調査したもの。
卵の頻繁な摂取がアルツハイマー型認知症および疾患病態のリスク低下と関連し、アルツハイマー型認知症との関連は部分的に食事性コリンを介すると報告している。

Association of Egg Intake With Alzheimer’s Dementia Risk in Older Adults: The Rush Memory and Aging Project

・脳内でのアミロイドβ(Aβ)ペプチドの産生とクリアランスの不均衡がAβ斑、可溶性Aβオリゴマーの蓄積と凝集をもたらし、神経内Aβがシナプスを傷害する。

・Aβの毒性は、微小管関連タンパク質であるタウや、凝集して神経原線維のもつれとして脳に沈着する過リン酸化型の存在に依存的である。この持続的な沈着は最終的にコリン作動性神経変性を引き起こし、結果として認知症を引き起こす。

・卵黄はコリン、オメガ(ω)3脂肪酸、ルテイン、その他認知能力に影響すると考えられている栄養素を豊富に含んでいる。神経伝達物質アセチルコリンの前駆体であり、細胞膜を構成する多くのリン脂質の重要成分であるコリンを最も多く含む。食事性コリンの摂取は、コリン作動性機能低下を改善するという仮説がある。
ω-3脂肪酸には脳や視覚の健康、炎症反応に影響を及ぼす多くの分子・細胞プロセスを調節する可能性があることを示唆する証拠がある。

・卵1個以上/週および卵2個以上/週は、アルツハイマー型認知症のリスク低下と関連していた。

・578人の死亡者の脳剖検のサブグループ解析では、卵1個/週以上および卵2個/週以上の摂取は、脳のアルツハイマー病病変のリスク低下と関連していた。

・媒介分析によると、卵摂取がアルツハイマー型認知症の発症に及ぼす影響全体の39%は、食事性コリンを介するものだった。

卵が苦手な方にはコリン単体でサプリで売ってますが、卵として他の栄養素も混じった全体として摂取するから良いのでは?という仮説データも以前読んだ記憶がある。
どうしてもという方はサプリでいいと思います。
アルツハイマーの家族歴がある方は、週に2個以上の卵摂取を心がけてみてもいいかもしれません。



Filed Under: health, nutrition Tagged With: アルツハイマー型認知症

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

乳がん治療中の女性における砂糖摂取とうつ病の関係

2025年7月13日 By office-k

乳がん治療中のうつ病が深刻な問題となっている。 複数の研究では、砂糖摂取がストレス誘発性うつ病を軽減するための対処戦略として使われているが、一方で砂糖の過剰摂取は腸内細菌叢異常、酸化ストレス、炎症、インスリン抵抗性、およ […]

パワーリフターの上腕二頭筋腱亜脱臼

2025年7月9日 By office-k

肩の前部の鋭い痛みでお悩みのパワーリフターが来院された。症状は肩関節内旋動作時における肩前部に鋭い痛みを伴う衝突感と上腕への放散痛。 一般に鑑別診断ではSLAP損傷、ローテータカフ断裂、インピンジメント症候群、神経血管症 […]

妊娠中の地中海食遵守は幼児期のアトピー性皮膚炎の発症に対して予防的

2025年7月8日 By office-k

アトピー性疾患は世界的に増加している健康問題で、特にアトピー性皮膚炎(AD)は世界の小児の約20%、成人の約10%に影響を及ぼしている。 ADは乳児期に発症することが多く、特に早期に症状が持続するタイプの場合は他のアレル […]

葉酸受容体アルファ自己抗体を持つ女性における妊娠中のフォリン酸補給:自閉スペクトラム症の潜在的予防

2025年7月3日 By office-k

自閉スペクトラム症(ASD)有病率が近年著しく上昇している。最近の推定では約36人に1人の子どもが罹患しているとされている。 遺伝的要因だけでなく、胎児の発育期における免疫介在性のメカニズムがASDの病因に関与していると […]

腫瘍学におけるモジュレーターとしてのカフェイン

2025年6月30日 By office-k

世界中で最も広く消費されている生物活性化合物の一つであるカフェイン(CAF)。近年では、一般に知られている神経学的および代謝的効果に加えて、潜在的な抗がん作用が認識されてきている。 カフェインの持つ抗がん作用のメカニズム […]

©2018 Office-k All rights reserved