• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 妊娠中の食事の質と先天性心疾患

妊娠中の食事の質と先天性心疾患

2022年9月5日 by office-k

妊娠中の母親の食事は、低コストかつ低リスクな修正可能因子として妊娠転帰を改善するための介入策として期待されている。
既存のエビデンスでは、鉄、亜鉛、セレン、葉酸、ナイアシンといった栄養素の摂取量が少ないと新生児の先天性新疾患(CHD)リスクが増加する、しかし一方で、母親のビタミンE摂取量が多いとCHDリスクが増加することも示唆されている。

過去の研究では、焼肉、燻製、揚げ物を過剰摂取している母親はCHDや心室中隔欠損症(VSD)リスクが高く、新鮮な果物、乳製品、魚やエビを定期的に摂取している母親はCHDやVSDリスクが低いことが指摘されている。
しかし、CHDリスクを低減するための妊娠中の最適な食事パターン、特に食事の質の指標については限られた研究しか発表されていない。

リンクの研究は、中国人集団における妊娠中の食事の質とCHDの関係を調べることを目的としたもの。
症例474件、948人を対象に面接を行い、Global Diet Quality Score(GDQS)およびMediterranean Diet Score(MDS)によって評価。

Global Diet Quality Score (GDQS)は、14カ国のデータによる食品ベースの新しい食事スコアで、GDQSは栄養素の充足度と食事に関連する非感染性疾患を捉える能力を持つ。
地中海食スコア(MDS)は、果物、野菜、全粒穀物、豆類、魚、ナッツ類を多く含み、オリーブオイルを多く含むが飽和脂質は少なく、乳製品は少ないか中程度、赤肉とワインは制限されている地中海食に基づく。

結果
GDQSおよびMDSのスコアが高い妊婦は新生児のCHDリスクが低かった。
GDQSとMDSのCHDとの逆相関は、教育レベルの低い女性または農村部の女性でより強いようだった。
母親のGDQSおよびMDSはCHDに対して良好な予測値を示した。
この研究結果は、母親のGDQSとMDSがCHDリスクと負の相関があることを示唆し、さらに妊娠中の母親のGDQSおよびMDSは子孫のCHDに対して良好な予測値を示した。

Dietary Quality during Pregnancy and Congenital Heart Defects

・GDQSとMDS高スコアの食事の質が良い妊婦は、全CHDおよびサブタイプの胎児を妊娠するリスクが減少することを示唆。妊娠中の母親のGDQSおよびMDSとCHDとの逆相関は、教育レベルの低い女性または農村部の女性でより強かった。

・アメリカでの先行研究では、MDSとDietary Quality Index for Pregnancyで評価した食事の質の向上がCHDリスクを低下させることがわっており、今回の研究の結果と一致。

・今回の研究はより再現性が高く、先行研究と比較可能なように食事の質の指標に焦点を当てた。本研究における母親のMDSに関連するCHDリスクの大きさは、先行研究で観察されたCHDのリスクとほぼ同様だった。
食事の質とCHDリスクとの逆相関の強さはMDSよりもGDQSの方が強く、MDSよりもDietary Quality Index for Pregnancyの方がCHDや他の先天性異常との関連性が強かったと報告した他の研究と類似する。

・妊娠中のGDQSおよびMDSのスコアが高い女性ほど、亜鉛、セレン、鉄、ナイアシン、葉酸の摂取量が多かったが、これは食事の質の向上によるCHDに対する保護効果を部分的に説明しているの可能性がある。

・食事の質が良い妊婦は、栄養に関する知識を得る機会が多く、健康的な食事により注意を払い、その結果、栄養状態が良くなっている可能性がある。

・母体がより良い食事の質を守ることで酸化的DNA損傷および脂質酸化が減少することが報告されており、これは胎児の心血管系の正常な発達にさらに役立つ可能性がある。
また、母親の食事の質は妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群を含む代謝性疾患のメディエーターとなり、胎児の心血管系にさらに影響を与える可能性がある。

Filed Under: health, nutrition, Woman's Health Tagged With: 先天性心疾患, 妊娠中栄養学

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

Violinistの片側性筋骨格系症状複合体

2025年9月1日 By office-k

今回ご紹介するケースをメモに残す上で適切な医学用語がなかったため、”片側性筋骨格系症状複合体(Unilateral Musculoskeletal Symptom Complex:UMSC)”という言葉を新たに作った。U […]

アスリートのウォームアップにおけるマッサージガンとフォームローラーの影響

2025年8月23日 By office-k

パフォーマンスの向上と怪我のリスク低減を目的とする運動前のウォームアップは、伝統的なウォームアッププロトコル、いわゆる体温、筋弾力性、神経活動の増加のために有酸素運動、ダイナミックストレッチ、および可動性エクササイズが用 […]

アスリートパフォーマンスにおける天然ジュースの効果

2025年8月17日 By office-k

近年、潜在的な抗酸化作用、抗炎症作用、エルゴジェニック特性により、スポーツ栄養学における天然ジュースの応用が関心を集めている。特に長時間または高強度運動は酸化ストレスと筋損傷を増加させるため、アスリートは回復をサポートし […]

思春期のエナジードリンク摂取とうつ病

2025年8月16日 By office-k

思春期は身体、感情、社会性が急速に発達する重要な時期で、この時期の生活習慣は将来の健康に長く影響する。近年、日本では若者の精神疾患が急増しており、不安症とうつ病がその代表的な症状。 お隣韓国の研究で、10代の精神的健康に […]

膝蓋大腿関節痛とスクワットの関連性

2025年8月9日 By office-k

膝蓋大腿関節痛(膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)の間の関節痛)は、あらゆる年齢層や活動レベルの人々に影響を及ぼす。 膝蓋大腿関節痛の要因として、膝蓋大腿関節ストレス (PFJS) の増加が膝蓋大腿関節の軟骨下組織 […]

©2018 Office-k All rights reserved