区からコロナワクチンの接種券が届いたが、40代の募集はまだ始まっていないとのこと。日本の感染率や重症患者数からすると妥当なペースなのかもしれない。
個人的には1回目の接種も終わらないのに巷ではブースターやら、ファイザー社とバイオンテック社が新たにデルタ型とベータ型(南アフリカで最初に発見された型)を含む変異種用の新しいワクチンを開発したニュースが出たりと、まるで「コロナ劇場」のグルグルまわるの廻り舞台を遠くから観ているような気分だ。
さて、ブースターだがFDAは公式に「今のところブースターが必要というエビデンスはない」と発表しているが、一部の地域では接種が始まっている模様。
どの程度効果があるのか注視していきたい。
日本もオリンピック閉会後の感染拡大で、にわかにブースター必要論が湧いてくる可能性もある。
また、
ワクチン接種が早かったイスラエル保健省の調査では、直近のデルタ・パンデミックで感染した患者は、ワクチンを接種しただけの患者に比べて、再感染の可能性が低いという結果が出ているという。
イスラエル国営通信によると、直近のデルタ・パンデミックで新たに77万人以上の感染者が認められたが、確認された症例のうち過去に感染していたことが判明している人からの報告はわずか72件で新規症例の1%にも満たないという。
また、ワクチン接種を受けたイスラエル人は自然感染よりも再感染する可能性が6.72倍高く、5,193,499人(0.0578%)のイスラエル人のうち3000人(新規感染者の約40%)以上が直近のパンデミックで、ワクチンを接種していたにもかかわらず再感染していた。
今のところ、ワクチン接種よりも自然感染の方が再感染率が低いということになる。
この見解は、専門家や各製薬会社がこれまで主張してきた「ワクチンによって作られる抗体は自然感染によって作られる抗体よりも強力である」というアナウンスと矛盾が生じるととらえられている。
我が国では今後どのような統計が得られるだろうか?
専門家や製薬会社のポジショントークと全く相反する現実を踏まえて我々はどういった判断を下すべきなのか。
日本でも変異種向けの新しいワクチン接種の必要性が煽られるだろうが、その際に皆さんの判断に資するような情報を今後もブログに上げていきたい。
注)私は反ワクチン派ではなくむしろ推奨派