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コラーゲンと関節痛

2021年7月19日 by office-k

関節痛の緩和や関節の健常性維持ににコラーゲン摂取が役立つという新たなデータが発表された。


関節の不快感があるが併存疾患がなく、鎮痛剤を服用していない40~65歳の成人(65.5%が女性)を対象に、加水分解チキンコラーゲンII型(HCII)サプリメントが、痛みやこわばりなどの関節関連の不快感を軽減し、運動能力を向上させる効果があるかどうかを調べた二重盲検無作為化プラセボ対照試験。

参加者は、HCIIサプリメント(AVC-H2)またはプラセボのいずれかを8週間にわたって摂取するように無作為に割り当てられた。ベースライン時、4週目と8週目に関節関連の症状を評価。HCII群はプラセボ群に比べて関節関連の不快感が有意に減少した。例えば、4週目のWOMACスコア全体ではプラセボ群が14.3%の減少であったのに対し、HCII群は36.9%の減少を示した。
AVC-H2は関節の痛みやこわばりを軽減し、可動性を向上させる効果があることが明らかになった。また、AVC-H2は関節炎やその他の関節の違和感に悩む成人が使用できる安全な栄養補助食品であることが確認された。

A Double-Blind, Randomized, Placebo-Controlled Trial to Evaluate the Efficacy of a Hydrolyzed Chicken Collagen Type II Supplement in Alleviating Joint Discomfort


・この研究は、鎮痛剤を使用していない成人の関節痛に対するHCIIの効果を評価した初めての研究である。NSAIDs、鎮痛剤、またはその他のサプリメントが、関節機能と痛みに対するHCIIの効果を混同する可能性があるため、この区別は重要である。関節の不快感に対する加水分解コラーゲンの効果を評価した以前の研究では、参加者がNSAIDs、鎮痛剤、解熱剤、COX-2阻害剤、および/またはコルチコステロイドを同時に服用していたため、関節の不快感の減少が薬によるものなのかコラーゲンによるものなのかは不明であった。

・本研究は、股関節や膝関節などの一般的に評価される関節に加えて手首の関節症状を評価した初めての研究である。

・関節炎には100種類以上のタイプがあり、最も一般的なタイプは変形性関節症(OA)。非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)は、この患者層で最も広く使用されている薬剤。NSAIDsは痛みを和らげる効果があるが、部分的な症状の緩和にとどまり、根本的な疾患の進行を抑制することはできない。また、NSAIDsの摂取には、消化器系の副作用や心血管合併症などのリスクがある。

・コラーゲン製品は米国食品医薬品局により、栄養補助食品、医薬品、食品に含まれる安全な成分として認められている。

・AVC-H2摂取群の痛みの軽減は,試験登録前の痛みの経験期間にかかわらず一貫していた。逆にプラセボ群では、ベースラインで痛みが慢性化していた場合、痛みの軽減が抑制された。


・以前、他の研究者による研究では試験参加者に加水分解したブタのコラーゲンを10g/日投与したが、今回の研究では、AVC-H2の投与量は2.5g/日と非常に少なかった。投与量を控えめにしたにもかかわらず、WOMAC調査で特徴づけられる関節の不快感が大幅に減少したことが確認されました。
加水分解ブタコラーゲンを10g摂取してもWOMACが有意に低下しなかったのは、加水分解ブタコラーゲンには髪や皮膚、爪に必要なI型およびIII型のタンパク質が多く含まれており、関節を対象とした効果が期待できないためではないかと考えられる。

・AVC-H2製品は、胸骨軟骨を含む鶏軟骨を主原料としていることに注目したい。鶏のコラーゲンは、動物の皮や骨に由来する豚のコラーゲンよりもII型のタンパク質を多く含み、I型とIII型のタンパク質を多く含むことが知られている。

・AVC-H2グループはプラセボグループと比較して、関節の硬さがより顕著に減少し、可動性が向上したことが確認された。これは、加水分解されたコラーゲンが腸管から吸収され、軟骨に蓄積され、軟骨細胞の再生を促す過程によるものと考えられる。つまり、AVC-H2は関節のこわばりという根本的な病理をターゲットにしている可能性がある。

・本試験の対象者はOA患者だけではなく、一般的な関節の痛み、こわばり、動きにくさを感じている人も含まれていることから、AVC-H2が一般の人の関節の不快感を軽減する効果について、より広い意味を持つ可能性がある。


Filed Under: health, nutrition Tagged With: コラーゲン, 関節

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