• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / nutrition / コーヒー摂取と大腸ガンリスクの低下

コーヒー摂取と大腸ガンリスクの低下

2021年8月12日 by office-k

本日二本目のコーヒー関連の記事。

韓国人を対象に、コーヒー摂取量と大腸がんのリスクとの関連性を調べた研究。

性別と年齢(5年以内)を一致させた大腸がん症例923人と対照1846人を対象に、コーヒーの摂取量を評価した。コーヒーの摂取量が多いことは、大腸がんの発症確率の低下と関連していた(3杯/日以上 vs 飲まない)。さらに、砂糖やクリームなどのコーヒー添加物の摂取をコントロールすると、逆相関はより強くなり(3杯/日以上 vs. 飲まない)、有意な逆線形傾向が示されたと結論。

The Association between Coffee Consumption and Risk of Colorectal Cancer in a Korean Population

・加工肉や赤身肉の摂取が大腸がんのリスクを高めることは示唆されているが他の食品の摂取に関連する大腸がんリスクについては、限られた証拠しかなく結論は出ていない。

・コーヒーは、その抗酸化作用と抗炎症作用により様々な健康被害のリスクとの関連性が調査されている。コーヒーにはポリフェノールやメラノイジンなどの生理活性成分が含まれているため、大腸がんに好影響を与える可能性がある。

・砂糖やクリームなどコーヒーへの添加物は、大腸がんの強い危険因子に分類されている肥満リスク増加に寄与している可能性がある。

・本研究では、3杯/日以上のコーヒーを摂取している人はコーヒーを飲まない人に比べて、大腸がんになる確率が32%低いことがわかった。コーヒー消費量と大腸がんリスクとの間に観察された逆相関は、砂糖やクリームなどのコーヒー添加物の消費量をコントロールするとより強くなり、大腸がんの発症確率は78%低下し、コーヒー消費量と大腸がんリスクとの間には有意な逆線形傾向も示された。また、性別、解剖学的部位、肥満の有無で層別化した解析では、コーヒー添加物の摂取量を調整すると、コーヒー摂取と大腸がんのリスクとの間に有意な逆相関が認められた。

・コーヒーの消費と大腸がんリスクの間に逆相関があることは、いくつかのメカニズムが考えられる。
第一にコーヒー成分は、胆汁酸恒常性遺伝子の発現を低下させることで、大腸がんの促進因子とされる胆汁酸の合成および分泌を減少させる可能性がある。
第二に、大腸の運動性、特に直腸領域の運動性を高め、その結果上皮細胞が発がん物質にさらされる機会を減らすことで、大腸がんのリスクを低下させる可能性がある。
第三に、フェノール化合物(クロロゲン酸,カフェ酸,フェルラ酸,クマル酸)、ジテルペン(カフェストール,カフエオール)、メラノイジンといった抗酸化・抗変異原性成分が含まれている。これらのコーヒー成分のうちカフェストルとカフエオールはいくつかの発がん物質の遺伝毒性を低下させることが報告されている。またクロロゲン酸類は、AMP依存性キナーゼ(AMPK)の活性化や、肝グルコース-6-ホスファターゼの発現・活性の阻害を通じて、糖代謝を改善することが確認されている。2型糖尿病は大腸がんの危険因子として知られていることから、クロロゲン酸類のこれらの機能が大腸がんのリスク低減に貢献する可能性がある。

Filed Under: health, nutrition Tagged With: コーヒー, 大腸癌

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

祝

2025年11月4日 By office-k

M選手、パワーリフティング全日本大会にて自己ベスト更新して2位でした。おめでとうございます!!Bravo!!!

慢性炎症性疾患における腸内微生物叢と免疫系のクロストーク

2025年11月2日 By office-k

腸内微生物叢は消化管に生息する数兆もの微生物からなる共同体で、宿主の健康を維持し、広範囲の生理学的機能を調節する上で極めて重要な役割を果たしている。”ディスバイオーシス”と呼ばれるこの微生物共同体の破綻は上皮バリアの完全 […]

全身性疾患としてのFrozen Shoulder(四十肩)

2025年10月27日 By office-k

四十肩(Frozen Shoulder; FS)は関節包炎(adhesive capsulitis)とも呼ばれ、肩甲上腕関節における進行性の痛み、こわばり、可動域の制限を特徴とし、主に肩関節関節包の肥厚、線維化、慢性滑膜 […]

乳がん手術後の化学療法中の体組成分析と身体活動およびQOLの関連

2025年10月25日 By office-k

乳がんは世界的に女性において最も頻繁に診断される悪性腫瘍だが、予防および治療の進歩により生存率は著しく改善しており、先進国では早期発見が増加している。局所限局期乳がんにおける5年相対生存率はおよそ99%に達し、治療を完了 […]

スポーツ障害:腱障害における代謝因子

2025年10月24日 By office-k

スポーツ腱障害は様々な競技のアスリートに影響を与え、慢性化すると従来のリハビリテーションアプローチに抵抗を示すことが多い。従来の腱障害マネジメントは、制御されている伸張負荷が適応的組織リモデリングを促進するというメカノバ […]

©2018 Office-k All rights reserved