昨日はお休みをいただき、久しぶりに千葉の磯に釣りに出かけました。
狙いはヒラスズキ。
以前は夜中に出発して明け方の朝マズメを狙ったりしましたが、最近は日が昇ってからのんびり都内を出発するスタイルです。七時ころならさほど首都高も混んでません。
さて、昨日は波高1~1.5mの予報で磯のサラシを期待していましたが、到着してみるとべたなぎ・・・。波っ気がなければヒラスズキは期待薄ということで、釣果は二の次にしていったことのないポイントを開拓することに。
南房総の磯~サーフを延々歩き。フル装備の磯歩きはいいトレーニングになりましたね。途中何か所かキャストしながらですが、昼前には汗だくヘトヘト。
とはいえ、条件さえ合えば魚が寄りそうなポイントを何か所か発見できたので、収穫はありました。
つい車に頼ってしまいがちですが、海辺を歩き続けることで発見があると再確認。
それにしてもこのところ釣果がない・・・。
だったら船に乗れば確実じゃないかとも思いますが、それもちょっと違う。
大勢の乗り合い船で周りに気を使い(気を使わせて)、船頭さんの指示に従ってとなるとちょっと息苦しい。
たまにしか釣りに出れない自分としては、都会の人込みを離れての解放感も込みで釣りが成立するので、釣果と解放感を秤にかけるとどうしても一人で海辺をぶらぶらする解放感を選んでしまう。
それと、身体は海辺にいるけど頭と心が到着していないということもある。
都内の日常からスイッチが切り替わるまで少し時間がかかるんですね。
海辺を歩いて、竿を振って数時間してようやく頭も心も海と一体化してくる。
これが船となると、ダーッとポイントまで飛ばしてダダーッと釣ってまたダーッツと帰ってくる。あ、あ、あ、と思ってるうちに帰港して休日が終わる。
自分にとってそれは釣りというよりも漁という感覚。
ちょっと仕事っぽくなってしまう。
悠々とフィールドにいる時間を楽しみたい・・・とはいえ、全くあたりもかすりもせずうなだれていると、沖に見える釣り船に心揺さぶられることも。
間(?)をとってカヤックフィッシングに挑戦もアリかな。
潮に流された時のリスクは大きいが・・・