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タンパク摂取量と糖尿病

2021年7月28日 by office-k

2型糖尿病はコロナ禍での運動不足と肥満率の増加、高齢化、格差社会の進展によって有病率は増加すると予想される。

糖尿病は死亡率の上昇に加え、筋肉量、機能、質が低下した状態であるサルコペニアと関連し、生理的老化 、身体機能の低下と関連する。
サルコペニアによる身体機能の低下は糖尿病患者の転倒や骨折リスクを高め、QOL(生活の質)の低下やフレイル(虚弱)に関連する。

糖尿病のリスク管理では身体活動に加えて栄養面の管理、特にタンパク質の摂取量を増やすことは、サルコペニアの予防と管理に役立つと考えられている。

ご紹介するデータは、血糖コントロールレベルの異なる成人を対象に、栄養摂取量、食事の質、機能的制限の関係を調べることを目的とした研究。

2005年から2017年にかけて、31歳以上の非入院患者23,487人を対象に国民健康・栄養調査データを調べた。

推奨タンパク質摂取量が0.8g/kg/day未満の成人では、食事の質が低く、身体的制限がより多く見られた。タンパク質推奨量を満たしていない成人糖尿病患者は、食事の質が有意に低く、機能制限数の平均値が有意に高かった。
タンパク質推奨量を満たしていない成人糖尿病患者は半数以上(52%)がしゃがむ、かがむ、ひざをつくなどの動作に制限があると回答した。
成人の糖尿病患者は筋肉の減少リスクが高いことを考えると、適切なタンパク質の摂取は、機能低下やサルコペニアを予防するための重要な栄養因子であると考えられる。
健康的な加齢をサポートし、サルコペニアを軽減または予防するために、成人糖尿病患者における栄養療法の必要性とタンパク質摂取量の確保を強調することを支持するものであると結論。

詳細はこちらから

Low Protein Intakes and Poor Diet Quality Associate with Functional Limitations in US Adults with Diabetes: A 2005–2016 NHANES Analysis


・成人糖尿病患者のたんぱく質源の選択は、脂肪分の多い肉や加工された肉で構成されている。その結果飽和脂肪酸の消費量が増加し、食事の質が低下している。この結果はタンパク質摂取の重要性、特に赤身のタンパク質と植物性タンパク質の摂取に関して、現在の栄養教育の限界を明らかにしている。

・心血管疾患のリスクが糖尿病患者においてすでに高まっていることを考えると、飽和脂肪の摂取量を減らして血中脂質を改善し、タンパク質の必要量を満たすために赤身のタンパク質を選択することが重要となる。

・タンパク質はインスリン分泌促進作用があるため、血糖コントロールに役立つのと同時に胃の空洞化を遅らせ、グルカゴン様ペプチド1(GLP-1)の分泌を改善し、満腹感を高める。さらに、赤身のタンパク質の摂取は、血糖値の悪化に寄与するのではなく、食後の代謝異常の改善に役立つ可能性がある。

・今回の研究では、タンパク質の推奨量を満たしていない成人は、栄養密度や食事の質が低く、食事を抜く傾向にあることが明らかになった。
これは、この集団における身体的制限の割合を高める一因となっている可能性が高い。

・糖尿病の診断を受けていない成人でも筋肉の減少が見られ、機能低下やサルコペニアは高齢者の健康上の問題であり続けるが、糖尿病患者にとってはより重要な問題である。

Filed Under: health, nutrition Tagged With: 糖尿病, 食事

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