臀部痛が改善しないと言うご相談があった。

痛みを感じるのは上の図の黒丸の中。安静時も動作時も痛みを感じるという。
夜間も痛みを感じるとのことで真っ先に疑われるのは、
・ヘルニアと坐骨神経痛
・梨状筋症候群
・臀皮神経絞扼症候群
だが、他院にて上記の関連組織はたっぷり治療したものの、改善が見られないとのことだった。
となると、、、
姿勢と関節ポジションの検査をさせていただいて判明したのは、

腸骨の上方スリップ。
腸骨の上方スリップの原因で一番多いのが、片足で強く踏ん張ったり、高いところから片足で着地したりした時に起こる垂直方向のせん断力。
他は、座っている時の坐骨への荷重バランスや尻もち、腰方形筋のか緊張などが原因としては多い。
上方スリップの治療後、その場で痛み10→違和感程度。
翌日はほぼなしとのこと。
腸骨の上方スリップの関連痛は梨状筋症候群etcと鑑別が難しいので、誤診が起こりやすいのも特徴。筋膜リリース系メインで勉強してきた治療家の場合、他の軟部組織に原因を求めて固執するあまりに症状が長期化してしまうケースもあるかもしれない。
また、Counternutationの関連性もあるので乱暴に足を引っ張るような施術も禁忌。
同様の症状でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。