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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルoffice-k

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耳鳴りの栄養学

2023年7月9日 by office-k

耳鳴りは有病率の高さとQOL低下が顕著にもかかわらず、危険因子や予防法に関するデータは少ない。
特に危険因子と耳鳴り発症に関する症例研究やコホート研究は明らかに不足している。

最近のレビューとメタ解析では、顎関節症、うつ病、慢性閉塞性肺疾患、高脂血症が耳鳴りの危険因子であることが判明している。
またNurses’ Health Study IIにおいて耳鳴りの潜在的危険因子として食事(特にカフェイン摂取)が評価され、米国女性コホートではカフェイン摂取量が多いほど耳鳴りの発症リスクが低いことがわかっている。
さらに米国のBlue Mountains Hearing Studyは、果物繊維と穀物繊維の摂取量が少ないと耳鳴りを発症するリスクが55~65%増加するとしている。
2015年のイタリアでの調査は、地中海食は耳鳴り発症の予防に関与している可能性があり、地中海沿岸地域における耳鳴りの有病率が比較的低いことを説明していると報告。
地中海沿岸の食品(新鮮な果物や野菜)またはその他の栄養素(ビタミンB2やB3の摂取量の減少、カカオ摂取量、ビタミンDやマンガン摂取量の改善)が耳鳴り発症に予防的影響を及ぼす可能性が確認され、予防的推奨やサプリメントによる治療の推奨につながっている。

リンクは、耳鳴りの予測因子として食事項目の多様性を広範に評価した最初の分析研究。

The Role of Diet in Tinnitus Onset: A Hospital-Based Case-Control Study from Italy

・耳鳴りがタンパク質摂取不足と関連していることを示した研究や、タンパク質摂取量が多いと耳鳴りの発症率が低下することを示した研究がある。鶏肉や豆類などのタンパク質を多く含む食品の摂取が耳鳴り発症リスクを有意に低下させることを発見し、確認した。

・食の質(Healthy Eating Index、HEIを用いて測定)が良いと答えた人ほど持続性耳鳴りを訴える確率が低く、食事のバラエティが豊富な人ほど持続性耳鳴りを報告する確率が低いこともわかった。

・カフェインと中枢神経系の相互作用の可能性を考慮し耳鳴りを軽減するためにコーヒーの摂取を控えることを提案する研究者もいるが、そのような方法が有用であることを示すデータはほとんどない。対照的に、2つの横断研究と1つの前向きコホート研究ではカフェイン摂取量が多いほど耳鳴りの有病率または発症率が低いことが一貫して認められている。

・中程度のカフェイン摂取は耳鳴りと逆相関するが、高すぎるカフェイン摂取量は逆相関しないこともわかった。

Filed Under: health, nutrition Tagged With: 栄養学, 耳鳴り

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