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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

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ダウンサイド

2019年5月10日 by office-k

おはようございます。
今朝もジョギングを済ませてオフィスに到着。
ここ最近は朝方生活で、患者さんの治療以外のタスクのほとんどを早朝に済ませています。
一通り片付いた後、思索にふけるにもまた良い時間。
一日を長く感じ、ペースにゆとりがあるだけで幸福感を得られます。

最近のトレーニングのペースは週5くらい。
多いと思う方もいるかもしれませんが、中には週10とか14という猛者もいるので少ないほうです。

多いと思う方から冗談半分で

「そんなに鍛えてどうするの?」

とからかわれることもあります。

なぜと聞かれれば、まず第一は自分の心身の健康のため。
第二はいろんな可能性があって飽きないことですね。グリップ、シートの高さ、スタンスの幅、インクライン、ディクライン、ペース等々要素を変えるだけで無限に楽しめます。特に背中は。

次にカイロプラクターとして患者さんに接するにあたり、自身の健康を維持するための模範であるため・・・などと言えば聞こえはいいですが、トレーニング、栄養学諸々を試行錯誤している道中は、失敗して痛い目を見ることもしばしば。

高重量でやれば受傷リスクも高まりますし、合わないサプリでおなか壊したり、偏った減量で栄養失調になったり・・・。
散々な目に遭うわけです。

試行錯誤や体作りに興味がないカイロプラクター(日本のほとんどのカイロプラクターは”症状のため”に存在していおり、健康をクリエイトするためではない)に笑われたこともある。

が、私の手痛い失敗経験は当院にお越しになる患者さんにとって非常に有意義な情報源となることは間違いないだろう。

「少なくてもこれだけはやらないほうがいい」

と誠実に伝えることができる。

「~をやるな」という情報は一聞ネガティブで堅苦しく聞こえるかもしれないが非常に貴重だ。

経験則から生まれた情報をもとに、何かをやらないことで発生するダウンサイドのリスクを予め防ぐことができる。
失敗のリスクから守ってくれる。

少なくても当院にお越しになる患者さんは、私が経験した失敗の同じ轍を踏むことはない。その分健康をクリエイトするうえで最適な道を歩む可能性も高まる。


仏教の戒律と似ている。
ヴィパッサナーのリトリートに行くと、説法の中で「戒律」と「慈悲心」というキーワードがたびたび出てくる。
戒律と慈悲がどうつながるのか当初は理解できなかったが、今はダウンサイドから受ける揺らぎから、戒律が心身を守ってくれているのだとわかり、なるほどこれほど仏教の戒律ほど慈悲深い教えもないものだと納得。

アップサイドの利得を強調したアドバイスを授けるのは一見良い行いに見えるが、ダウンサイドのリスク(私の世界では健康を害すること)も同時に背負わせているので要注意だ。

それにしても

患者さんの利益になり、しかも慈悲心を育てる材料になるなんて・・・

今まで散々えらい目に遭った数々の失敗も無駄ではなかったなぁ。
(と自分に言い聞かせてみる。)



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