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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

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サーカディアンリズム:体内時計の重要性

2019年6月3日 by office-k

おはようございます。
今朝のトレーニングは胸。
体調が良かったので高重量。
インクラインPとダンベルフライは軽い重量まで念入りに。
最後は三頭まで追い込めたのでいいトレでした。

さて、当院には腰痛や40肩などの筋骨格系の症状以外のご相談も寄せられる。
特に近年増えているのが、エネルギーが枯渇し、抑うつ状態の方。
もしくは、身体的にエネルギーが枯渇もしくは、原因不明の不調があるが、精神的には完全に無気力になっているわけではないという方。
両者ともはっきりとした原因がわからないことに、強烈なストレスを感じて精神的な負のループにはまり込んでしまう。

そういった状態に陥るには様々な要因が考えられるが、今日は重要な要因の一つである「サーカディアンリズム」について簡単に書いてみたい。

サーカディアンリズムは睡眠、覚醒、ホルモンや血圧、体温などの日内変動といった、昼夜の変化により人間の体内で24時間周期で起こる内因性プロセスのことを指します。
人体の生理機能や挙動に深く関係している、いわゆる「体内時計」。

サーカディアンリズムを司っているのは大脳視床下部で、昼夜の変化に同期する機能をコントロールしている。よって視床下部はセントラルサーカディアンクロック(中枢時計)と表現される。
中枢時計は自律神経系の調整、体温、糖質コルチコイドシグナル(副腎皮質ホルモンの一種)と密接に関係している。
糖質コルチコイドはエネルギー代謝、ストレス応答、免疫システム、認知能力に関係する非常に重要なホルモン。

身体各所の細胞レベルでは、24時間の日周リズムを制御する「分子時計」が存在し、分子時計はカゼインキナーゼ1、グリコーゲン合成酵素キナーゼ3、脱リン酸化酵素、ユビキチンリガーゼといった賦活素によって調整されている。
分子時計も日周リズムに関連する遺伝子発現や、ホルモン調節、体温調節に関連しています。

上記のようにサーカディアンリズムは生理機能の多くに関与しており、人間の健康にとって非常に重要な要因であることがわかります。

では、サーカディアンリズムが崩壊する原因にはなにがあるのか?

まず原因として環境的要因と遺伝的要因の二つが挙げられます。
環境要因には就労時間、ジェットラグ、四季の変化による日照時間、明暗サイクル、食事摂取のタイミングなどが挙げられる。

遺伝的要因には時計遺伝子であるClock・Bmal1などの変異や異常がある。

上記のサーカディアンリズム崩壊の原因のうち、重要視されている因子は明暗サイクル。
個人の意思でコントロール可能な要因でもあるので、強調される部分でもあると思う。

睡眠・覚醒リズムは光に大きく依存していることから、日光を浴びず夜中までパソコンやタブレットをいじっている人は明暗サイクルの崩壊により体調不良をきたす確率が高くなる。
また、光の強さもサーカディアンリズムに影響するといわれる。
タブレットやPCが発する光の強さが、サーカディアンリズムを狂わせやすい強さなのかもしれない。
PCやタブレットをいじる時間をコントロールするのは難しいという人は、せめて日光を浴びる習慣をつけてみてはどうだろうか。

サーカディアンリズムを正常に保つ食事摂取のタイミングは、朝食をしっかり摂ること。特に炭水化物を摂取することがカギ。

・サーカディアンリズムの崩壊に関連する疾患
糖尿病
気管支喘息
心血管系疾患
アルツハイマー
抑うつ
双極性障害
睡眠障害
慢性疲労

健康のために生活習慣の改善を・・・と指導されたものの何から手を付けたらいいかわからなかったり、運動はしたくないという人は、手始めにサーカディアンリズムの改善から取り組んでみてはどうだろう。

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