• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / nutrition / ホエイプロテインパウダーとアーモンドプロテインパウダーの比較

ホエイプロテインパウダーとアーモンドプロテインパウダーの比較

2021年11月14日 by office-k

ヴィーガンの方のためのアーモンドプロテインがホエイの代替品として市場に登場した。
私は肉食だが、植物性タンパク質もバランスよく摂取したいと思っているので見かけたら購入してみようと思っている。

現在アーモンドプロテインは、製品化されているもののどの程度窒素代謝をサポートしたり、有効性があるのかはまだはっきりしていない。

リンクの研究は、アーモンドベースプロテイン飲料とホエイベースのプロテイン飲料の両方が窒素バランスに及ぼす影響を調査したもの。
20~25歳の女子大学生20名を無作為に分け、アーモンドベースのプロテイン飲料とホエイベースのプロテイン飲料のどちらかを1日2回、1週間にわたって摂取してもらい、7日間のベースラインとエンドポイントで24時間の採尿を行い窒素バランス、体組成と水分補給を評価。
その結果、アーモンドとホエイも、窒素バランスを顕著に改善することができた。
したがって、アーモンドプロテインパウダーは、ホエイプロテインパウダーに代わる機能的な植物性プロテインである可能性が示されたと結論。

Comparison of Whey Versus Almond Protein Powder on Nitrogen Balance in Female College Students; The California Almond Protein Powder Project (CAlmond-P3)

・植物由来の代替食品には環境面でのメリットがあるが、消費者に栄養面でのメリットを犠牲にすることなく食生活に導入してもらうためには動物由来のタンパク源と同様の機能性を持つことが重要。

・動物性タンパク質と比較した場合、植物性タンパク質の筋タンパク質合成(MPS)に対する効果は研究結果にばらつきがある。最大限に筋タンパク合成を高めることを優先する人にとっては、動物性プロテインが依然として最良の選択肢であることが示唆されている。

・アーモンドプロテインパウダーのMPSへの影響についてはまだ十分に検討されていない。
大豆とエンドウ豆のプロテインパウダーは、アミノ酸プロファイルが異なるためホエイほどの効果は期待できないことを示唆する証拠がある。

・介入期間中の観察対象者の体重変化は0.8kg、1.3%の増加。この観察された体重変化は、プロテインシェイクによるカロリー摂取量の増加に起因するものと考えられる(アーモンドプロテインシェイクで570kcal、プロテインシェイクで410kcal)。
しかしタンパク質の満腹効果により、タンパク質の補給と自由摂取による体重増加は問題とならない可能性があり、より長い補給期間であれば体重増加はほとんどないか、場合によっては体重減少が見られる可能性がある。

・補給後の体脂肪率はアーモンドの方が高かった。

・高タンパク食が推奨されるのは、タンパク質には満腹感を与える効果があり、運動と適切に組み合わせれば除脂肪体重を増加させるからである。
しかし、タンパク質の過剰摂取は脱水症につながる懸念がある。

・運動効果にプラスの影響を与える食事性タンパク質は、1.2~2.0g/kg/dayであることがInternational Society of Sports Nutritionといった学会の公式見解に記載されている。具体的には、持久系の運動で1.2~1.4g/kg/日、高強度のレジスタンストレーニングでは1.6〜2.0g/kg/dayが必要となる。

・ホエイ、アーモンド両群で窒素バランスを増加させた。レジスタンス運動と組み合わせると窒素バランスがプラスになることで筋タンパク合成に有利に働く。
これは、窒素量の増加に伴うアミノ酸プールの増加によるものである。

・この研究では、30gのホエイプロテインとアーモンドプロテインは、アミノ酸含有量やプロファイルが異なるにもかかわらず窒素バランスの点で同程度の効果をもたらした。アーモンド由来プロテインの補給は、ヴィーガン食でタンパク質を増やしたい場合や、ホエイプロテイン(動物性タンパク質)を摂取せずに筋肉量を増やしたい場合などに有益であると考えられる。

・アーモンドプロテインの短所としては、アレルギー反応やホエイに比べて満腹感が得られないこと、吸収率と代謝率はホエイの方が有利でであり筋肥大率に差が出る可能性があ流ことが挙げられる。

・アーモンドプロテインパウダーの機能性は植物性プロテインでは十分なタンパク質を摂取できないという神話を覆し、有益な製品であることを示している。

Filed Under: nutrition Tagged With: アーモンドプロテイン

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

葉酸受容体アルファ自己抗体を持つ女性における妊娠中のフォリン酸補給:自閉スペクトラム症の潜在的予防

2025年7月3日 By office-k

自閉スペクトラム症(ASD)有病率が近年著しく上昇している。最近の推定では約36人に1人の子どもが罹患しているとされている。 遺伝的要因だけでなく、胎児の発育期における免疫介在性のメカニズムがASDの病因に関与していると […]

腫瘍学におけるモジュレーターとしてのカフェイン

2025年6月30日 By office-k

世界中で最も広く消費されている生物活性化合物の一つであるカフェイン(CAF)。近年では、一般に知られている神経学的および代謝的効果に加えて、潜在的な抗がん作用が認識されてきている。 カフェインの持つ抗がん作用のメカニズム […]

灼熱環境下のアスリートにおけるサプリ摂取が持久力パフォーマンスと主観的知覚に与える影響

2025年6月28日 By office-k

屋外の持久系アスリートが対象だが、炎天下の屋外での仕事に従事している方にも参考になりそうな興味深いデータをまとめてみたい。 高温環境(27℃以上)はアスリートの生理機能、特に持久力パフォーマンスと主観的知覚に大きな課題を […]

パワーリフターの坐骨滑液包炎(ischial bursitis)の一例

2025年6月23日 By office-k

先日、臀部痛を訴えるパワーリフターがお越しになった。「梨状筋症候群じゃないか?」とのご本人の訴えがあったため梨状筋症候群のテスト。しかし、どうも患者さん的にも症状とリンクしている感じがないため、鑑別診断で間違えやすい坐骨 […]

メラトニンは男性の翌日の高強度運動パフォーマンスと回復を向上させる

2025年6月21日 By office-k

激しい運動が誘発する炎症、骨格筋損傷、そして筋修復と適応プロセスには、抗酸化物質摂取による回復戦略が用いられるのが近年では一般的だ。 メラトニン(MEL)(N-アセチル-5-メトキシトリプタミン)は激しい運動後の回復を促 […]

©2018 Office-k All rights reserved