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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルoffice-k

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産後の鼠径部痛と尾てい骨痛のケース

2024年10月24日 by office-k

今回のブログは、産後すぐ〜三ヶ月目にかけての恥骨から尾てい骨付近の深部痛のケースをご紹介します。
ご紹介と言っても、私のメモなので参考になるかわかりませんが、興味のある方はお付き合いください。

鼠径部痛は内転筋、腸腰筋、恥骨筋、股関節などが関与する複合的症状が一般的。
今回のケースでは、検査で長内転筋に強い圧痛が認められたためSuperior cleft signが疑われた。Superior cleft signは腹直筋/長内転筋付着部位の損傷のことで、この付着部位はPubic Aponeurotic Plates:PAA」と呼ばれる。

産後の鼠径部痛治療に関する説明画像


過去の解剖学的研究では、腱が直接PAAに付着しているというデータと、上・下恥骨靭帯、あるいは軟骨構造を介してPAAに付着していることを示唆する研究があり、見解は一致しない。

今回は触診の結果から、PAAから長内転筋の筋腱移行部にかけて、妊娠中で変化した身体動作や出産時の負荷によって損傷が起こっているのでは?と推察し、恥骨結合のアジャスメントや筋腱部の治療、並行して骨盤全体の傾斜と尾てい骨も治療。

結果
座位時の尾てい骨痛10→ほぼゼロ 歩行時の恥骨痛10→2

と、まずまずの結果。
初回におけるペインレベルの減少の程度から、メインは筋腱移行部の損傷で、軟骨組織の損傷はごくごく軽微だった可能性があり、患者さんにとって良かった。

長内転筋の筋腹、閉鎖筋、腸腰筋も硬縮部位が認められたため、次回以降の治療ではアプローチが必要。また、歩行や階段昇降など動作時のペインレベル次第では、動作痛に対する治療も必要。

機序において、cleft signが先行して骨盤輪前部不安定性との負のループを生み出したのか?ご出産をきっかけに骨盤輪前部不安定性が先行してcleft signが発症したのか?確認する術はないが、いずれにせよPAAにおける長内転筋の筋腱付着部が3ヶ月にわたる鼠径部の痛みの原因だった。

・・産後の骨盤ケアを謳う治療院は山ほどありますが、皆さんどんな種類のケアを受けていますか?
患者さん達のお話によると、骨盤に30分間手を当てらたとか、ベルト(?)を骨盤に巻いて走らされたとか、小指の先をそっとつままれたとか、それはそれは珍奇なアプローチを味わった方が多いのですが、、、
他院のことにまったく興味がないので、知らないことばかりで驚きました。

当院では、可能な限り微細な構造まで触診し、科学的な知見に基づいてその時点でベストと思われるアプローチをご提供します。
何回も通っていただくために、小出しに治療するようなこともありません。慢性化が一番厄介ですからね。
産後の骨盤領域の症状でお悩みの方は、一度当院にご相談ください。




Filed Under: Chiropractic, Woman's Health Tagged With: 恥骨痛, 産後ケア

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