• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 扁平足治療用インソールに裏付けはない

扁平足治療用インソールに裏付けはない

2022年1月16日 by office-k

当院にお越しになる扁平足のご相談はほぼ成人の方で、かつ、海外の方が多い。
欧米の方は非常に足関節〜足趾の状態を気にされる方が多い印象。

一方、世界的な小児の偏平足有病率は約15%と報告されている。
扁平足の子どもは扁平足が原因で痛みを感じたり、歩き方が変わり、歩行が制限されるケースもある。

フットオーソーズ(FO)=インソールや筋肉のストレッチ、靴の選択、身体活動の修正、体重の減少などが治療の際の選択肢となるが、痛みや炎症に対する短期的な薬物治療が行われることもある。
扁平足の非外科的治療には多くの種類があるが、ほとんどの子どもは痛みを伴わない限り治療を必要としない。

ご紹介するレビューは、小児の扁平足の治療法の一つに分類されるFOは最適な使用方法がなく、コンセンサスも得られていないことから、小児の偏平足治療におけるFOの有益性と有害性を評価することを目的としたもの。

2021年9月1日までのCENTRAL、MEDLINE、Embase、および2020年8月7日の臨床試験登録2件を検索。
痛みのない扁平足を持つ健康な子ども、関節炎と痛みを伴う扁平足を持つ子ども、その他(発達性協調運動障害、痛みを伴う扁平足)の3群を含む16研究(1058人、11カ月から19歳)が対象。
研究は、米国、オーストラリア、インド、イラン、トルコ、英国、韓国で実施されたもの。
靴、エクササイズ、様々なタイプのFPに関する情報を抽出。

結果

痛みのない扁平足において、カスタムフットオーソーズ(CFO)と靴の比較。

・12ヶ月の時点での痛みのない子供の割合(1試験、106人)。

CFOを装着した子どもは、痛みのない子どもが12%少なかった。
100人中67人の子供がCFOで痛みを感じなかったのに対し、靴では100人中79人の子供が痛みを感じなかった。

・副作用による脱落(3試験、211人の子供)。

CFOを使用した子供たちは、副作用のために治療を中断することが3%多かった。
100人中72人の子供が治療を中断したのに対し、靴では100人中69人が中断した。

痛みのない扁平足におけるprefabricated Foot orthoses(PFO)と靴の比較

・12ヶ月時点で痛みのない割合(1試験、106人の子供)。

PFOを装着した子どもは、痛みのない子どもが5%少なかった。
100人中74人が痛みを感じなかったのに対して、靴を履いた子どもは100人中79人だった。

・副作用による脱落(4試験、338人の子供)。

PFOの子どもでは、副作用による治療中止が0.7%少なかった。PFOでは100人中71人が治療を中止したのに対し、靴では100人中72人が治療を中止した。

痛みのない扁平足におけるCFOとPFOの比較

・12ヶ月時点で痛みのない割合(1試験、106人)。

CFOを装着した子どもは、痛みのない子どもが7%少なかった。100人中68人が無痛であったのに対し、PFOでは100人中74人が無痛であった。

・副作用による脱落(1試験、118人の子供)。

CFO では、副作用を理由に治療を中断した児童が 0%減少した。
100人中91人が治療から離脱したのに対し、PFOでは100人中91人が治療から離脱した。

機能、QOL、治療の成功、副作用はこれらの試験で報告されていない
無症状(痛みのない)扁平足の子どもに対するFoot Orthoses(FO)の有効性を支持するエビデンスはないと結論

Foot orthoses for treating paediatric flat feet


・扁平足を持つ生後11ヶ月から19歳までの子供1058人を対象とした16件の臨床試験を対象とした。扁平足には、無症状、若年性特発性関節炎(JIA)、症候性、発達性協調運動障害(DCD)が含まれる。
試験介入は、FO、靴、足とリハビリ運動、神経筋電気刺激(NMES)。
ほとんどの試験で、選択バイアス、パフォーマンスバイアス、検出バイアス、選択的報告バイアスの可能性があった。
参加者を盲検化した試験はなかった。

・エビデンスの確実性は、偏り、不正確性、間接性で格下げされ、非常に低いか低いものであった。

・確実性の低い~非常に低いエビデンスによると、CFO(高コスト)またはPFO(低コスト)と靴、CFOとPFOの痛み、機能、HRQoLへの効果は不明。
JIAの小児患者において、FOは靴と比較して痛みや機能を改善する可能性がありますが、高価なCFOと一般的なPFOの間の区別はほとんどない。

・このレビューでは、2010年のレビューを更新し、痛みがない場合、健康な子供の軟性扁平足に高コストのCFOを使用することは裏付けがないことを確認。

・FO関連のトピックに注意を払い続けることは否定される。
痛みを引き起こし、機能を制限し、生活の質を低下させる小児の足の状態に再び注意を向けるべきである。

Filed Under: health Tagged With: インソール, 扁平足

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

アスリートのウォームアップにおけるマッサージガンとフォームローラーの影響

2025年8月23日 By office-k

パフォーマンスの向上と怪我のリスク低減を目的とする運動前のウォームアップは、伝統的なウォームアッププロトコル、いわゆる体温、筋弾力性、神経活動の増加のために有酸素運動、ダイナミックストレッチ、および可動性エクササイズが用 […]

アスリートパフォーマンスにおける天然ジュースの効果

2025年8月17日 By office-k

近年、潜在的な抗酸化作用、抗炎症作用、エルゴジェニック特性により、スポーツ栄養学における天然ジュースの応用が関心を集めている。特に長時間または高強度運動は酸化ストレスと筋損傷を増加させるため、アスリートは回復をサポートし […]

思春期のエナジードリンク摂取とうつ病

2025年8月16日 By office-k

思春期は身体、感情、社会性が急速に発達する重要な時期で、この時期の生活習慣は将来の健康に長く影響する。近年、日本では若者の精神疾患が急増しており、不安症とうつ病がその代表的な症状。 お隣韓国の研究で、10代の精神的健康に […]

膝蓋大腿関節痛とスクワットの関連性

2025年8月9日 By office-k

膝蓋大腿関節痛(膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)の間の関節痛)は、あらゆる年齢層や活動レベルの人々に影響を及ぼす。 膝蓋大腿関節痛の要因として、膝蓋大腿関節ストレス (PFJS) の増加が膝蓋大腿関節の軟骨下組織 […]

高血圧症ラットモデルにおける局所カプサイシンの心臓保護作用と降圧作用

2025年8月7日 By office-k

全身性動脈性高血圧症(Systemic Arterial Hypertension:SAH)が世界的な公衆衛生問題になっている。 現代の生活習慣はストレス、座りがちな生活、劣悪な食習慣を招き、肥満、糖尿病、腎臓損傷、心血 […]

©2018 Office-k All rights reserved