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クリーンな食事

2020年7月18日 by office-k

食事指導をする際、「化学調味料や農薬を避けてなるべくクリーンに」と一言添えている。
農薬や化学調味料が体に悪影響を与えるとするデータが山ほどあるし、なぜ悪影響なのか理屈も理解できるので、患者さんのお体を一時的にせよお預かりした身としてクリーンな食事をご提案するのはカイロプラクターとしての責務だろうと思う。

しかし・・・

いざ職務を離れて一個人として考えてみると、クリーンな食事がどれほど健康な体作りに寄与するのか?
クリーンな食材だから体にエネルギーがみなぎる?


確かに農薬まみれの食品を摂取するよりはいろんな疾患のリスクが低くなることは確かだろうが・・・。

・・・首をかしげてしまうこともある。


それは私の少年期の体験によるところが大きい。

私は新潟県長岡市という片田舎の出身で、今でこそ区画整理が進んだが当時は少し郊外に出れば一面田んぼみたいな感じのところだった。

当時はコンビニもなく、スーパーといっても今の大規模スーパーではなくたかが知れている程度のスーパーで食材を買ってきて各家庭で料理していた。

それに加え我が家は親が海も山もこなすアウトドア派で春夏秋冬の自然の恵みが食卓に並んだ。
今思えばなんと贅沢な生活だったのだろうか。

その年のコシヒカリに、春は山菜、秋はキノコ、海の幸、畑で採れたばかりの野菜たち・・・

特にキノコの記憶が鮮明で、本当に取れたての天然のキノコの香り、美味しさたるや子供心に感動したものだった。
私に語彙力がもう少しあればあの感動をお伝えできるのだが、それがかなわず悔しい。

本当に旬の食材のクリーンなものを食べて育ってきた。
親と恵みを与えてくれる自然に感謝である。

しかし私は万年虚弱体質だった。
すぐに風邪をひいては高熱を出した。
無気力で学校に行く気力もない時期もあった。
今話題になっている味覚障害、高熱、肺炎といったコロナの症状なんて一通り経験した。
今思えば旧型コロナに違いないと思うが、医者に行けば「風邪拗らせたね」とか何とか云われてなんだかわからない白っぽい粉薬を飲まされた。
唯一人工呼吸器にお世話になることは無かったが・・・。

現在のオーガニックという概念を当てはめれば当時の私たち家族は最先端を行っていた。
しかし中学生くらいまでは自分が健康だったという記憶がない。

オーガニックの概念からはかけ離れた食生活をしている現在のほうが健康を実感している。
風邪もめったにひかないし、怪我もしなくなった。
血液検査もいつやっても問題ない。
たまに胃が痛くなるがただ単に大食いの反動だろう。


当時に比べればQOLという意味では雲泥の差で今のほうが断然に良い。

オーガニック満載の環境の育ち盛りの少年が病弱で、都内で筋肥大優先の偏った食事をしてる40代のほうが元気はつらつとはこれいかに。

この物心ついてからの30数年にわたる実体験が、オーガニックをお勧めする際の私の歯切れを悪くさせる。

オーガニックが土台になければ栄養療法も片手落ちだとする意見も耳にするが、
いくら熱心な意見を耳にしても自分自身は熱くもならず冷めもせずというところに落ち着いてしまう。

誤解しないでいただきたいのは、過剰な農薬の使用や規制緩和に賛同しているわけではないということ。
某国のように強制的に野菜を成長させるために発がん性物質をバンバン使うなんてのは常識としてあり得ないということが前提。

ただ健康とか活力ってちょっと違う要素のほうが大事なのかもしれないなーといったところ。

よりベターな選択を提供するという意味で今後も「可能な範囲で農薬、化学調味料から離れましょう」と推奨を続けていくと思うが、また有益なエビデンスがあれば方向転換するかもしれない。

また近日続編書きます。

Filed Under: nutrition Tagged With: 学芸大学整体院, 栄養学

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