• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / nutrition / CLAと認知症

CLAと認知症

2021年5月14日 by office-k

共役リノール酸 cis-9,trans-11-CL(CLA)の摂取は認知症の予防と治療に有益かもしれない。

Dietary cis-9, trans-11-conjugated linoleic acid reduces amyloid β-protein accumulation and upregulates anti-inflammatory cytokines in an Alzheimer’s disease mouse model

北海道⼤学が共役リノール酸(CLA)cis-9, trans-11 CLAを摂取したアルツハイマー病マウスモデルで脳内炎症を抑制するサイトカインが誘導されることを発見した。

・海馬におけるアミロイドβタンパク質(Aβ)濃度の低下
→Aβ蓄積量の減少は、抗炎症性サイトカインであるIL-10とIL-19のアップレギュレーションを伴う
→血液脳関門(BBB)を修復して炎症による白血球の移動を制限するなどの神経保護機能

・ミクログリアの数の増加
→大脳皮質と海馬の両方でミクログリアの数が増加する。ミクログリアは脳内のアミロイド斑やアポトーシス細胞などの不要物の排除に関与している
・海馬におけるc-9, t-11-CLA-LPCの相対量は、大脳皮質に比べて約100倍高かった。大脳皮質よりも海馬でより強くAD病態に影響を与えることと関係があることを示唆。


食事で摂取したc-9, t-11-CLAは脳内に入り炎症の抑制など、ADに対して有益な作用を示すと考えられる。ADの記憶喪失には、Aβ蓄積による神経炎症が深く関与していると考えられている。c-9, t-11-CLAを摂取することで、脳内の抗炎症性サイトカインが増加し、さらにPPARγの活性化を介して神経炎症が抑制される可能性がある。また、末梢性免疫細胞に影響を与え、脳内の抗炎症を促進する可能性がある。

c-9, t-11-CLAの主な摂取源は乳製品や反芻動物の肉。
t-10, c-12-CLAの主な摂取源はマーガリンやショートニングなど水素添加された植物油。
一部ではCLAは「トランス脂肪酸が〜」と忌み嫌われているようだが、上記のような有益な側面もある。





Filed Under: nutrition Tagged With: 栄養学, 認知症

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

筋肥大のためのサプリメント

2025年11月20日 By office-k

パワーリフティングやボディビルの世界では、トレーニングの質、回復、タンパク合成効率を高める手段としてサプリが多様されていることはご存知の通り。今回のメモは、金肥大に関連するサプリをどのような目的のためにどんな位置づけで扱 […]

Violinistの片側性筋骨格系症状複合体その後

2025年11月19日 By office-k

以前ご紹介した、20代のバイオリニストの方の左半身痛のケース(参照:Violinistの片側性筋骨格系症状複合体)で進展があった。 初診時の症状は、左半身(股関節から頸部まで)全体の痛み。2年前に股関節の詰まり感、射精時 […]

閉経期肥満および脂質異常症と韓国女性における乳癌リスク要因

2025年11月15日 By office-k

お隣韓国では乳癌の発生率が過去20年間増加し続けている。2019年以降、女性における最も有病率の高い悪性腫瘍となっており、最近の統計によると、21年の韓国における乳癌の年齢調整発生率は10万人あたり132.8に達し、これ […]

アスリートにおける心筋線維化

2025年11月12日 By office-k

近年、過度な持久系トレーニングが、心筋線維化など有害な心臓適応を引き起こす可能性が指摘されている。心筋線維化は特に左心室(LV)において不整脈や突然心停止と関連し、特に心外膜下/心筋中間層の斑状パターンとして現れ、このパ […]

人工甘味料が筋骨格系に及ぼす影響

2025年11月9日 By office-k

人工甘味料(artificial sweeteners, ASs)は高い甘味度と低カロリー性から、食品や飲料中で砂糖代替物として広く用いられるようになった一方で、世界的に肥満、糖尿病、その他の代謝性疾患が増加中。ASsは […]

©2018 Office-k All rights reserved