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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

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膝関節痛

2018年12月30日 by office-k

おはようございます。
2018年のトレ納めは脚。
シッシー×LE→ハムFLEXER→LPその他諸々、軽重量でハイレップでした。
強烈に効きましたね。久しぶりに胃からこみ上げるものを感じました。
嬉しい限りです。

さて、今日は膝関節痛の症例をご紹介します。

患者さんは40代の男性ボディビルダー
階段を上っている最中に右膝関節内側に鋭い痛みが走り、通常の歩行時は違和感程度だが屈伸運動やランジ動作で膝関節に痛みが発生する。
膝関節の痛みの発生と同時に同側の臀部にも響くような痛みあり。

目立った腫脹はなし。
半月板が断裂している場合は数日間腫脹が続くのでアン列の可能性は低いと判断。

治療
phase 1:内側側副靭帯 膝窩筋 
phase 2: 半月板滑り運動の改善 脛骨外旋モビリゼーション

治療後は若干の違和感が残る程度。
翌日確認したところ階段昇降、スクワット動作、ランジ動作で痛みゼロ。

一番痛みが減ったのが半月板の滑り運動の改善。

半月板は解剖学的に脛骨の延長構造で、内側側副靭帯、膝横靭帯、後半月大腿靭帯、その他前角と後角から伸びる人体によって安定化されています。

半月板の機能には
・負荷の分散と伝達
・緩衝作用
・膝関節の安定化
・潤滑作用
・固有受容感覚
が挙げられます。

半月板は膝関節屈曲時に後方へ、膝関節伸展時は前方へ滑り運動によって変位します。この滑り運動に問題が生じると痛みの原因となります。
今回の膝痛の原因である内側半月も、屈曲時の後方への滑り運動が障害されたことによるものでした。

それでは良いお年をお迎えください。

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