アメリカ海軍特殊部隊(NAVY SEALs)がketogenic dietを採用するという。
今後アメリカ軍全部隊に普及させる考えとのこと。
アメリカ特殊作戦軍(USSOCOM)のLisa Sanders氏はketogenic diet導入の根拠として、「ケトーシスによって体内の酸素がはく奪されることを抑制できるため、通常より長く水中に潜行していられる」
ことを挙げている。
具体的な研究方法などは明らかにされていないが、大規模な調査が行われた模様。
水泳やフィン、ダイビング競技のかたは食事プログラムに取り入れてみるのもいいかもしれない。
特殊部隊やアスリートなど特殊なケースを除き、健常な一般人がケトジェニックダイエットを行うことに関しては賛否両論がある。
ケトーシス状態はマウスなどで糖尿病をの研究をする際に、あえて糖尿病状態にするための前段階と同様の状態であり危険であると警鐘を鳴らす向きもある。
一方、心療内科領域のいわゆるうつ病やADHD、摂食障害、パニック障害などの治療ではケトーシス状態に加えて高たんぱく+メガビタミンによる治療で劇的な改善が多数報告されている。
心療内科領域の薬を飲み続けている人にはお勧めしたい。
個人的には、その時々の体調や、競技前のピーキングなどに合わせて使い分けていくのが良いと思う。
あくまで計画的にということだ。
常にケトジェニックダイエットを継続するのは、自身の体験からもあまりお勧めはしない。
糖質は摂取するべきだと思う。